マホニア・チャリティーはメギ科ヒイラギナンテン属の常緑低木で、ヒイラギナンテンと中国原産のマホニア・ロマリフォーリアを掛け合わせた品種だそうです。
12月から翌年2月にかけて1ヶ所から何本もの花穂が上向きに伸び、芳香のある小さな黄色い花を穂状に咲かせます。
多少の日陰でも成長し、樹高は高くなると3m位になるようですが、剪定をすれば2m前後に維持できます。葉のつき方はナンテンに似て、葉の縁にはヒイラギの様なトゲがあり触ると少し痛いです。
フィールドセンター圃場内で(12月15日撮影) |
一ヶ所から数本の花穂が上向きに伸びる |
黄色の小さい花が花穂に多数つき咲きます |
普通のヒラギナンテンは3月から4月に開花し、花穂も立ち上がらないので花はそれほど目立ちませんが、マホニア・チャリティーは多数の花穂が立ち上って開花するので、花の少ない今の時期はとても華やかで目立ちます。
(造園樹木 本間)