千葉大学 環境健康フィールド科学センター 果樹加工造園部および蔬菜作物部では、農場において実習教育および研究などを行っています。
1月に入り、寒さも本格的になってきました。でも季節は確実に進んでいきます。
一番上の画像は、前沢小梅です。梅の中では、小梅が最初に開花します。小梅は、自家和合性(自分の花粉で実を着ける)が高く、たくさん着果します。うまく摘果を行うと、この品種は小梅の中では大き目の実を着けます。
次の画像は竜狭小梅です。より着果しやすい品種です。摘果をおこなってもあまり大きくなりません.収量は多いですが、摘果をおこなってもあまり大きくなりません。
いまは剪定の真っ最中です。梅は短果枝に実がつきやすく、大きくなります。また花を咲かせるのにたくさんの養分を消費します。すこしでも樹の負担が軽くなるように蕾の数を減らす必要があるのです。
櫻井(果樹・加工)