2021年1月22日金曜日

メロンのあとは青梗菜と・・・2021

今年もパイプハウスで秋メロン(養液栽培)の後作に、
青梗菜(チンゲンサイ)の栽培を始めました。

来春のメロン栽培との合間に養液栽培の設備に空きができるので、
収穫までの栽培期間が短い葉菜類を栽培し、施設の有効利用を目的としています。

定植10日後のチンゲンサイの様子です。

1条植できれいに生育が揃っていますが、
今年度は単位面積当たりの収穫量が増すよう、
部分的に2条植も試してみました。


画像の奥は1条植で、手前は2条植です。

収穫までの期間や品質に問題が無ければ、
次作はすべて2条植で栽培したいと思います。

昨年の栽培は、チンゲンサイとシュンギクの組合わせでしたが、
今年はサニーレタスを組み合わせてみました。


サニーレタスの赤みはアントシアニンという色素。
ある程度の寒さに当たらないと良い色が出ません。
露地栽培のサニーレタスは、かなり濃い色の赤みを帯びますが、
今回の栽培はハウス内ですので、高温にならないよう
温度管理に気を付けて栽培しています。


収穫は直径が30㎝位になったら
株のボリュームを見て株ごと収穫します。

家庭菜園の方は、必要な量を外葉から掻きとって
収穫される方も多いかと思います。

次回のブログでは、チンゲンサイ・サニーレタス共、
収穫の様子をお伝えできるかと思います。

(蔬菜作物 榎本)