前回のブログから6週間が経ちまして、チンゲンサイは収穫が始まっています。
1条植の列は既に出荷を終えており、これから2条植の収穫が始まります。
1条植は隣との間隔が広いので、葉が展張する空間があり、
葉面積が大きくなりますので、すくすくと育っていきます。
それに対して2条植は密植となりますので、
限られた空間で葉が展張し生長しますので、
1条植より少し遅れて収穫期となりました。
収穫方法はまず、株元をハサミで根株から切り離します。
横に広がっている下葉を外し、
包丁で株元をきれいに切り戻します。
チンゲンサイ2株を新聞紙で包み、
ポリ袋に入れ、一袋に出荷調整します。
2条植のチンゲンサイの収穫が終わる頃に
サニーレタスの収穫時期となりました。
手前のチンゲンサイ栽培列は空っぽです。
奥に見えますサニーレタスの列、斜め上からの画像です。
隣の株の葉が触れ合うほど、ボリュームいっぱいに生長しました。
収穫は、株元を包丁で根株と切り離します。
ちなみに、レタスの和名は「ちしゃ」で「乳草」と書かれます。
その語源は、茎の切り口から出る白い液を「乳」に例えたからです。
この白い液はそのままだと酸化して黄色くなり、
鮮度が無いような切り口で見た目が悪くなりますので、
栽培農家では拭き取るか、ミストで洗い流しています。
出荷は大きめのポリ袋に納めます。
サニーレタスの切り口が湿っていると、ポリ袋に引っ掛かりますので、
新聞紙で軽く包んで、袋の中に滑らせます。
シーラーで口を止めれば完成。
この出荷スタイルで直売所「みらくる」で販売しております。
2回のブログで終わってしまいましたチンゲンサイとサニーレタス栽培。
短い期間で収穫までたどり着けますので、
秋メロンと春メロンの間作には丁度良いですね。
来年度もこの期間に葉物野菜を栽培したいと思います。
(蔬菜作物 榎本)