2021年3月5日金曜日

メロンのあとは青梗菜と・・・2021収穫

前回のブログから6週間が経ちまして、チンゲンサイは収穫が始まっています。
1条植の列は既に出荷を終えており、これから2条植の収穫が始まります。

1条植は隣との間隔が広いので、葉が展張する空間があり、
葉面積が大きくなりますので、すくすくと育っていきます。

それに対して2条植は密植となりますので、
限られた空間で葉が展張し生長しますので、
1条植より少し遅れて収穫期となりました。


収穫方法はまず、株元をハサミで根株から切り離します。
横に広がっている下葉を外し、
包丁で株元をきれいに切り戻します。


チンゲンサイ2株を新聞紙で包み、
ポリ袋に入れ、一袋に出荷調整します。


2条植のチンゲンサイの収穫が終わる頃に
サニーレタスの収穫時期となりました。

手前のチンゲンサイ栽培列は空っぽです。


奥に見えますサニーレタスの列、斜め上からの画像です。


隣の株の葉が触れ合うほど、ボリュームいっぱいに生長しました。
収穫は、株元を包丁で根株と切り離します。

ちなみに、レタスの和名は「ちしゃ」で「乳草」と書かれます。
その語源は、茎の切り口から出る白い液を「乳」に例えたからです。


この白い液はそのままだと酸化して黄色くなり、
鮮度が無いような切り口で見た目が悪くなりますので、
栽培農家では拭き取るか、ミストで洗い流しています。


出荷は大きめのポリ袋に納めます。
サニーレタスの切り口が湿っていると、ポリ袋に引っ掛かりますので、
新聞紙で軽く包んで、袋の中に滑らせます。


シーラーで口を止めれば完成。
この出荷スタイルで直売所「みらくる」で販売しております。

2回のブログで終わってしまいましたチンゲンサイとサニーレタス栽培。
短い期間で収穫までたどり着けますので、
秋メロンと春メロンの間作には丁度良いですね。

来年度もこの期間に葉物野菜を栽培したいと思います。

(蔬菜作物 榎本)