前回まで「春のウリ科栽培」についてお伝えしましたが、
今回からは、夏播き秋採りする「ウリ科抑制栽培」について
お伝えしたいと思います。
まずは、小玉スイカです。
7月26日(火)に、128穴のセルトレイに播種しました。
品種は「姫まくら」
果実は名前の通りまくら型の楕円形で、2~2.5㎏位に育ち
果肉はシャリ感に富み食味は大変優れています。
ちょっと発芽が揃っていませんが、子葉が展開し
本葉が広がる前にセル苗のまま定植します。
下の画像はスイカを栽培するハウスです。
元肥入れと畝立ては済んでおり、この時期の日差しや高温から
地温の上昇を防止するため、白いマルチフィルムを張ります。
あとは苗の生長を待つばかりです。
次はメロンです。
こちらも7月26日(火)に、72穴のセルトレイに播種しました。
品種は「FRアムス」
果形はやや腰高で、果重は1.0~1.5㎏
果肉は厚く緑色で、肉質は収穫後徐々に軟質多汁となり、
3日目頃から適食となります。
メロンは播種から3週間ほど育苗し、定植となります。
下の画像はメロンを栽培する養液栽培のベットです。
まだ前作のキュウリの片付けが済んでおりませんので、
ちょっと急がないといけませんね。
今回のブログ以降、秋のウリ科は
小玉スイカとメロンの抑制栽培について
生長の様子をお伝えしていきます。
次のブログでは、果実が実っているかもしれません。
(蔬菜作物 榎本)