現在センター内の道路にドングリの実が落ちています。上を見上げるとマテバシイの実がたくさん実っており、その実が落ちている様です。
ドングリは広義にはブナ科の果実のことを言いますが、マテバシイもブナ科マテバシイ属の常緑広葉樹で高木になり、公園や植物園などで良く見られます。
マテバシイのドングリ(堅果)は熟すのに2年かかり、2~3㎝ほどの長楕円形で、殻斗(ドングリの根元に付いているぼうしみたいなもの)は浅いお椀型で魚のうろこ状の模様をしています。
道路に落ちているマテバシイの実 |
枝にたくさん付いている堅果と殻斗 |
マテバシイの果実はタンニンをあまり含まないため、アク抜きが必要なく生でも食べらますがあまり美味しくないようです。炒って食べると美味しいようです。
私もマテバシイのドングリクッキーは食べたことがありますが、そのまま炒った果実を食べたことがないので、今度食べてみます。
(造園樹木 本間)