2024年4月8日月曜日

ナスの接ぎ木2024

気が付いたら桜が満開となり
季節の移り変わりの早さに驚いている毎日です

今回はナスの接ぎ木について
紹介します

2/5、まず台木(トナシム)を播種しました

2週間後の2/19、今度は穂木(あのみのり2号)を播種しました
どちらも28℃~30℃に設定した発芽室で管理し、
5日~1週間ほどで発芽した後
苗テラス(25℃)へ移動しました

3/6に接ぎ木を行いました
左が台木(トナシム)、右が穂木(あのみのり2号)
接ぎ木に用いた道具
クリアピンチ、カミソリ、竹串(先を尖らせておく)

台木(トナシム)の本葉から上の部分をカットします
続いて穂木の子葉から下の部分をカット、
挿し込み易いように先を鋭角にします
台木の葉より上、茎の部分に竹串で穴を開けていきます
開いた部分に先ほどカットした穂木を挿し込みます
挿し込んだ部分が外れないよう
クリアピンチで軽く押さえます
同じように接ぎ木苗を作っていきます
この方法を挿し接ぎ(台木の根を残す)と云います
接ぎ終わったら、前回紹介したピーマンと同様に
水蒸気を満たしたBOX内で養生させます

ナスの接ぎ木は活着するまでにやや時間がかかりますが
その後の処理方法はピーマンと同じです

(蔬菜作物 山崎)