2016年12月2日金曜日

センターで栽培しているサトイモ





寒くなりました。けんちん汁や煮物がおいしい時期です。そのけんちん汁や煮物に欠かせない食材はサトイモです。
サトイモにはたくさんの品種がありますが、センターでは下記の3品種を栽培しています。














まずは‘土垂’(どだれ)です。この品種はセンターでは最も古くから栽培されている品種で、子イモと孫イモを利用する品種です。イモの食感はやわらかく、ねっとりしているのが特徴。そのためにけんちん汁や煮物に最適です。













次に紹介するのは‘大野芋’(おおのいも)です。福井県で多く栽培されている品種で、子イモがたくさん着きますが親イモも利用できる品種です。食感はもっちりしていて、かつねっとりしているため、お正月の煮しめによく利用されています。













最後に紹介するのは今年から栽培を始めた‘愛知早生’(あいちわせ)です。その名の通り愛知県での栽培が多く、子イモがたくさん着く品種です。食感は粘り気があると同時に、ホクホク感もある品種で、おでんの具には最適です。



いずれの品種も直売所で1袋1050g~1150g入り300円で販売しています。今月末までは‘大野芋’や‘愛知早生’を出荷・販売しています。12月からは‘土垂’も販売します。私個人的には、サトイモはねっとりした肉質が好みですが、皆様のお好みの品種はどれでしょうか。


                                               (蔬菜作物 中村)