2018年5月4日金曜日

ナスの接ぎ木

キュウリ・トマトに続き、野菜の接ぎ木第3弾は
“ナス”の接ぎ木です。


・キュウリの接ぎ木記事は コチラ
・トマトの接ぎ木記事は コチラ


ナスの接ぎ木は需要がある反面、なかなかに難易度が高く
私はまだマスターしていません。
今回も「神の手」を持つ北条先生にご登場をお願いしました。


こちらは台木用ナス(トナシム:2月19日播種)
穂木より2週間早く播種します。

こちらは穂木のナス(3月5日播種)。
品種は千両二号、スーパーなどでよく見かける一般的なナスです。


★接ぎ木方法
穂木の播種後2週間~20日で生育具合を見て接ぎ木を行います
ナスの接木はキュウリやトマトと異なり、台木の根を残した挿し接ぎです。
この時は3月22日に行いました。
① 台木をセルトレイから抜いて葉をカットし、葉のつけ根(葉柄部分)に
先を尖らせた竹串を差し込む

② カミソリでナスの双葉の下(胚軸)を細くカットする

③ 台木の竹串を抜き、その部分にナスを差し込む
  
④③を128穴セルトレイに戻す
(この時、苗が混み合わないように1列おきに入れていく)。

以上、神の手を持つ北条先生による実演でした。
⑤ このセルトレイを湿度100%の状態になった養生BOXへ入れる



養生BOXで1週間~10日ほど管理、
発根が確認できたらしばらく苗テラス内で順化させます。


(蔬菜作物 山崎)