緑が濃くなってきました
ほのかに 甘い かぐわしい香り
ぶどうの開花です
「巨峰」の開花
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花弁(花びら)のないぶどうの花は
香りのイメージでしょうか
花冠(かかん)と呼ばれる
帽子のような器官が浮くように外れると
おしべとめしべが表れ 受粉となります
茶色になり外れかかった「花冠」
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気候や品種の特性で 受精しにくい品種も多く
「ジベレリン処理」を行い
人工的に結実させます
この処理は収量の安定だけでなく
「種なしぶどう」として
食べやすいブドウ生産の手法です
「ナイアガラ」の花
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前作業として
果穂(かすい)を小ぶりに整えます
「房つくり」といいます
「房つくり」前の巨峰の果穂
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一般的には
果穂の下部を 5cmほど残す感じでしょうか
蕾のまとまっている部分を 支梗(しこう)といい
品種により違いはありますが 15段ほどを目安とします
「房つくり」後の巨峰の果穂
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果穂も 巻きひげも もとは同じ器官ですが
形態 働きの違いで分かれます
あまい香りに誘われて
ミツバチ カナブン などなど集まってきます
ムシたちと隣り合わせの作業となります
(果樹加工 むらた)