暑い日が続きますが、今回のブログでは7月に収穫したジャガイモの調整や選別、貯蔵の状態を少し紹介します。
土を軽く落としたジャガイモは画像のように、大・中・小と大きさ別に分けます。コンテナには多くても八分目くらいまで入れます。品種はキタアカリです。
今年からは小よりも小粒のものを「粒」として、分けています。
大きさ別に分けて、コンテナに積めたものは、「中」や「小」「粒」から冷蔵庫で貯蔵します。「大」から」直売所で販売します。大きさや品種がわかるように、コンテナにはメモを張ります。
今年はジャガイモを8品種、栽培しました。前回のブログで4品種を紹介しましたが、今回は残り4品種を紹介します。
まずは“メークイン”です。大正時代にアメリカから導入された品種で、煮崩れが少ないため、煮込み料理に向いています。
これは“ニシユタカ”です。その名の通り、西日本に栽培の多い品種で、こちらも煮込み料理に向いています。
これは“アンデス赤”です。アンデスやアンデスレッドなどの名称でも販売されています。ポテトサラダに向いています。前回、紹介した“ノーザンルビー”と同様に表皮が赤い品種ですが、中身は黄色い品種です。
これは“はるか”です。センターで栽培している品種の中では登録が2009年と最も新しい品種です。いろいろな料理に向いていますが、肉質はやや粘質です。
8~9月にかけては、ジャガイモは直売所での貴重な出荷物になります。8月中旬の現在では“インカのめざめ”や“ノーザンルビー”は販売終了しましたが、残り6品種は直売所で変わらず、出荷しています。
(蔬菜作物 中村)