予算の厳しいフィールドセンターですが
緑と果実類は豊富です
野生動物にとって いごこちのいい場所かと
収穫期の‘幸水’
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たくさんの鳥や動物が
エサを求めて集います
鳥は 防鳥網で防げますが
網をくぐり抜け 侵入してくる動物がいます
食べられた‘幸水’
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樹や棚も登ることが出来
果実を食べてしまう動物
袋を破られ、食べられた‘巨峰’
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犯人は
ナシやブドウなど 果実を好物としている
ハクビシン
江戸時代に持ち込まれた記録のある 外来種で
鼻筋が白い外観から
“白鼻芯”と呼ばれるようになったとか
センター内側溝の‘ハクビシン’ 夜間撮影のため眼が白い
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被害の多い
ナシとブドウの圃場には
電気柵を設置しています
7月~9月の3か月ほど
電気柵のパワーユニットです
光センサー内蔵で 夜間を重点に通電し
高電圧のパルス電流により
触れた時のショックで侵入を防ぐ装置です
殺傷能力はないため
慣れたりすると効果が低下します
設置には
まず 対象圃場周囲の草刈りをします
通電する線を支える支柱を
等間隔で立てます
管理上必要な通路を確保し 線を張ります
侵入可能な部分は塞いでいますが
結構侵入しています^^
参考までに
センター在住の動物たち
調査用に設置したカメラの画像です
ノウサギ
タヌキ
結構いますが 樹に登れないため
ナシやブドウはセーフです
アライグマ
ハクビシンといっしょで
樹に登り ナシやブドウを食べます
イタチかと
大柄なハクビシン
深さ70cm程の側溝と同じくらいの体長です
毛並のいい クロネコ
付近の飼い猫かもしれません
各地で野生動物による被害が問題となっています
電気柵は侵入防止の一手段ですが
捕獲や環境整備など
総合的な取組みが必要なのかと
(果樹加工 むらた)