2019年4月19日金曜日

花真っ盛り

4月に入り、センターの果樹圃場は花でいっぱいになりました。

これは、ユスラウメです。5月の終わり頃、サクランボに似た真っ赤な実をつけます。食感もサクランボに似ています。
ナシ(長十郎)です。受粉用に植えたものです。センターのナシの中では最初に開花します。

こちらは、ナシ(豊水)です。葯のピンク色が濃いのが特徴です。
他に、幸水・あきあかり・若光などあります。

ナシは、自分の花粉では実をつけることはできないので、人の手によってほかの品種の花粉で受粉をする必要があります。このように、ミツバチや他の昆虫も受粉の手助けになることがあります。

これは、メスアカケバエというハエの仲間です。名前の通り、メス(左)が赤っぽい色をしています。
数年前までは、ナシの開花の時期に大量に発生していましたが、ここ最近はめっきり数が減ってしまいました。発生の様子では圧倒的に黒いオスが多かったです。幼虫はウジムシ状態で、集団で落ち葉を食べます。数が減った原因は不明です。
ナシの受粉の後は、摘果の作業が待っています。また、5月に入ると、キウイが開花します。

櫻井(果樹・加工)