当フィールドセンター内には残念ながらソメイヨシノがありませんが、周辺のソメイヨシノが現在満開です。
今の時期はいろいろな樹木が花を咲かせますが、今年も開花が少し早くなっていますね。
現在センター内で開花中の花木を少し紹介します。
ニワウメ 下のユスラウメに似ていますが、花が赤身が強く(白花もあります)株立ち状の樹形になります。 |
モクレン 早春に薄紫色の大きな花を咲かせます。 |
ユスラウメ 白~淡紅色の花を枝いっぱいに咲かせ、6月中旬位から赤い実をたくさんつけ食べられます。 |
レンギョウ 前年枝の付け根に筒花状の黄色い花がたくさん咲きます。 |
ミツマタ 枝先に小さな花(筒状の萼)が集まって半球状になって咲きます。枝が三つ又に分かれるので名前の由来になっています。繊維質の強い樹皮は紙の原料にもなります。 |
ハクモクレン モクレンの白花。 |
ヒュウガミズキ 2,3個の丸みのある黄白色の花が多数花序になり、下垂して咲きます。 |
ユキヤナギ 枝垂れた枝先の長い穂に小さくて白い花をたくさん咲かせます。 葉がヤナギに似て、白く雪をかぶったように見えるからユキヤナギと言われます。 |
オトメツバキ(乙女椿) 薄ピンク色で千重咲きのツバキです。 |
アセビ スズランのようなつぼ形の花が房状にたくさん咲きます。 漢字で表記すると「馬酔木」となり、馬が食べると神経が麻痺し酔ったような状態になることに由来しています。 有毒植物ですので、誤食しないよう気を付けてください。 |
ハナカイドウ ソメイヨシノが咲き終わった後に淡紅色の花がたくさん咲きます。 今年は早く開花し、もう何輪か咲いていました。 |
ボケ 庭木の他、生垣、盆栽、鉢植えや切り枝として鑑賞され、園芸品種もたくさんあります。 写真はオレンジ色の花が咲く品種(品種名不明)です。 |
シキミ クリーム色で細長い花弁の花が咲きます。 枝や葉に抹香の芳香があり、枝葉を仏壇や墓地に添えられるため、お寺によく植栽されていますので、一般家庭ではあまり植栽されていません。また全木に毒を持っている有毒植物(特に果実は猛毒)ですので、気を付けましょう。 |
八重桜 ‛バンリコウ’(萬里香) |
八重桜 ‛ササガオシドリザクラ’(笹賀鴛鴦桜) |
ソメイヨシノ センターに隣接している高校のソメイヨシノです。センター内の敷地から高層マンションをバックに撮影してみました。 |
上の写真でも少し紹介しましたが、センター内には八重桜が約75品種90本ほどが植栽されていますので、ソメイヨシノが咲き終わったら、次々と咲き始めます。
また機会がありましたら八重桜の写真も載せたいと思います。
(造園樹木 本間)