収穫真っ只中の中玉トマト。
今回は、収穫から出荷調整(パック詰め)までをお伝えします。
大玉トマトは収穫時に果柄を二度切りする必要がありますので、
ハサミを使用します。
それに対して中玉トマトやミニトマトは
ハサミを使う事無く収穫ができます。
収穫方法としては、
まず、収穫する果実を包み込むように持ち、
果柄の「節」に親指を当てます。
あとは果実を持ち上げるだけで
節のところから「ポロッ」と取れるのです。
そう難しい事ではありませんが、引っ張ったりして
ヘタが取れてしまうと商品価値が無くなってしまいますので、
慣れるまでは両手で収穫する事が無難ですね。
次は出荷調整(パック詰め)です。
トマトの表面に細かい土ホコリ等が付着していますので、
濡れ布巾で一粒ずつ表面を拭います。
秤にパックフイルムを載せ、1パック約330gで計量です。
パック詰めの注意点としては、
1パックに入れるトマトの粒の大きさを揃える事です。
規格が揃ってパック詰めされたトマトは、
商品としての印象が良くなります。
大粒で揃えると6~7粒。
小粒でも10~12粒入りでしょうか。
粒の規格が揃っていないと、ただ詰め込んだだけの感じが出て、
印象(見た目)が良くありません。
規格を揃えるとこんな感じです。
このブログを公開する時点でも、中玉トマトはタイトルの
「収穫真っ只中!」だけに、
現在も収穫、売店(みらくる)販売中です。
2月から始まりました収穫は、頑張って7月まで続けたいと思います。
機会がありましたら、センター産の中玉トマトを
是非、お買い求めください。
(蔬菜作物 榎本)