2019年3月8日金曜日

ブドウの害虫

3月に入り、昼間は暖かい日も多くなってきました。
果樹部では、剪定の真っ只中です。

ブドウの剪定は終わりました。

切った枝にこのようなものがありました。一部分が異常に膨らんでいます。

小さな穴があいています。

切ってみると中心に穴が開いていて食べられています。

いました。これは、ブドウスカシバ(透翅)の幼虫です。(頭が茶色い。)名前の通り、成虫の翅には鱗粉がついていません。(実際に成虫を見たことがないのですが。)

幼虫の大きさは1cmくらいです。この後蛹になって、6月頃、穴から体の一部を出して羽化します。

羽化した後の抜け殻です。これはキウイの樹にありました。別の種類のスカシバかもしれません。
いずれの被害も、剪定後の切り落とした枝にあったのでよかったです。
害虫防除は大変な作業です。
これからは、カキとナシの剪定が待っています。

櫻井(果樹・加工)