2019年10月11日金曜日

Qなっつ

夏休み終盤、9月24日に
千葉県八街市で行われた「農業収穫体験ツアー」
(千葉大学園芸学部・学生向けのツアー)に参加させていただきました。

八街市といえば「落花生(ラッカセイ)」。
千葉県の落花生生産量は全国の7割を占め、もちろん第一位です。
八街市はその中でもトップの生産量を誇っています。

今回のツアーでも落花生の加工所の見学や
ジャンボ落花生(おおまさり)の収穫など
産地らしいメニューが目白押しでした。
おおまさりの収獲

また、日本国内唯一の落花生生育機関である
千葉県農林総合研究センター「落花生研究室」にもお邪魔しました。

圃場風景



こちらは主に落花生の品種改良を行っている機関で
これまでに「千葉半立」「ナカテユタカ」「郷の香」
「おおまさり」などを育成しています。

そして近年育成され、昨年一般販売が開始されたのが
“Qなっつ”
甘さ・食感・風味などが従来の落花生(ピー(P)ナッツ)を
超える存在とのことでこの愛称になったようです。
主要品種であるナカテユタカにかわる品種として
期待されています。
Qなっつの株
今回のツアー、9月9日の台風15号の影響で
ひょっとしたら中止かも…と思っていたので
無事開催されてほっとしました。

台風で八街市も甚大な被害を受けましたが
観光農園等の施設は通常営業に戻りつつあるので
どうか八街へ観光にきてくださいね、とのお話を伺ってまいりました。


(蔬菜作物 山崎)

2019年10月4日金曜日

マテバシイ剪定

 当フィールドセンター正門側の通路沿いにマテバシイという樹木が植栽されています。
 
 現在の正門側には旧附属農場が移転した当時調整池があり、その一部分に目隠しのため学生実習でマテバシイを植栽しました。
 つくばエキスプレスが開業し、キャンパス駅側に正門を整備することになり調整池はなくなってしまいましたが、マテバシイは現在も13本ほど残っています。
 
 植栽した時は確か樹高1.8m位だったと思いますが、現在は樹高4~5m、樹冠3~4m位になり随分大きくなりました。

 マテバシイは常緑樹で成長が早く、放任しておくと樹高15m位になってしまいます。
このマテバシイは10年位前までは数年に一回剪定をしている程度でしたが、キャンパス駅側、正門側になり管理研究棟や売店も近くにあることから景観を良くする目的や、またマテバシイが植栽されている脇のセンター内の道路の交通量が増え、樹形を抑える必要があることから、ここ10年位は毎年剪定を行っています。

 2017年までは別科の学生実習で剪定作業を行っていましたが、別科が廃止になり学生がいなくなったので昨年から私一人で剪定作業を行っているところです。

剪定前

剪定後

剪定した枝

チッパーという機械で枝や葉を粉砕

粉砕中

粉砕した枝葉は株元にマルチング

剪定終了
 今年も重い腰を上げて剪定作業に取り掛かり、やっと昨日作業が終わりました。剪定枝の片づけ作業も含め延べ約27時間の作業になりました。13本ありますので1本当たり約2時間弱です。
 「早い?遅い?」


(造園樹木 本間)

2019年9月25日水曜日

養液栽培でのココピート

秋になりました。ニガウリは栽培終了して、現在は秋作のキュウリの栽培が始まりました。今回のブログでは、培地に使用しているココピートを紹介します。
この画像は温室の中の全体の様子です。キュウリを定植した直後です。


ココピートの主原料はココヤシの果実の内側、繊維状の部分です。ココピート以外にも繊維の状態や大きさでいろいろな商品があります。

ココピートはこのような状態で納品されてきます。



中には板状のココピートが3枚入っています。

ココピートは水分を吸収させて使用しますので、一晩、水を吸収させます。


一晩、水を吸収して、膨れています。

今回のキュウリの栽培では膨れたココピートをもみほぐして使用します。

もみほぐしたココピートです。


もみほぐしたココピートをベッドに均等に入れて、ここにキュウリの苗を株間40㎝で植え付けます。 

 これは同じヤシ殻の培地でも繊維のあらい状態のルートリッチです。


秋のキュウリは9月中下旬に定植して、10月中旬頃から収穫が始まります。またひとつ直売所の品目がにぎやかになります。お楽しみに。 
 
                                            ( 蔬菜・作物 中村)




2019年9月16日月曜日

ぬけがら

日が短くなってきました

大半の収穫を終えた ナシ圃場
葉にしがみついた セミの抜け殻が
寂し気です

暑かった夏
今年はセミが多かったような

収穫実習中 ぬけがらを集めている学生もいました^^

ブドウ圃場には・・・、
アオダイショウ でしょうか
ハッとして後ずさり

ナシやブドウの棚面は涼しく
外敵からも目立たず
安心して ‘脱皮’できる場所なのかと
‘脱皮’ とは
飛躍的に成長するための一手段とか

「一皮むけた」などと 誉め言葉もありますが
「ぬけがらのようだ」
などと云われないようにしたいものです


(果樹加工 むらた)





2019年9月12日木曜日

カボチャ栽培始まってます4

センターでのカボチャ栽培、前回のブログでは6/11までをお伝えしました。
今回のブログは、いよいよ収穫となります。
6/19の状態です。
果皮がだいぶ深緑色になってきました。
 6.19

果実が直接土に接していると病害虫の影響や、
果皮の色が緑色に着色せず、黄色くなってしまいます。

そこで下敷きを敷いてあげます。
センターでは「スイカシート」という商品を使用しています。

 6.19

果実の下に敷き、浮かせてあげる事で果実下に隙間ができ空気を通し、
下敷きが白いので光を反射させて裏側まで緑色に着色させる事ができます。

 6.25

果実、植物体とも生育は順調です。
1本仕立ての蔓も畝からはみ出しています。

  6.25

さぁいよいよ収穫の時期です。

  7.3

収穫時期の目安は、カボチャの果梗の状態を見ます。
コルクのような色になってきたら収穫の合図です。
果梗が青い状態で収穫すると、未熟果なので食べても
水っぽいカボチャになります。

 7.10

これくらいコルク化していたら良いでしょう!
ハサミで切り離します。

 7.10

形の良いカボチャが収穫できました。

 7.10

しかし、直ぐには食べません。
収穫後は2週間ほど日陰で風通しの良いところで果梗の切り口を乾かし、
カボチャのデンプンが糖に代わるのを待ちます。


センターでの乾燥保存棚です。
オレンジ色の果皮のカボチャも栽培していました。

カボチャを出荷するには果梗を切り、果皮を「たわし」で磨いてからとなります。

 調整前

写真下が出荷調整後です。果皮が光っているのが分かりますよね。

 調整後

このような状態にしてから販売します。

4回にわたり伝えしました、カボチャ栽培のブログは今回で終了です。

現在、緑皮・オレンジ皮カボチャ共、センター直売所「緑楽来」で販売中です!。

蔬菜作物 榎本

















2019年9月6日金曜日

秋のはじまり

まだまだ暑い日が続いていますが、カレンダーでは9月になろうとしています。
センターの果樹も、ナシ・イチジク・ブドウの収穫で大忙しです。

これはナイアガラです。黄緑色になって、香りが強くなってきました。収穫真っ最中です。

こちらはサニールージュです。収穫は終わって、販売中です。あっさりした甘さです。

これはハニービーナスです。こちらも収穫は終わって販売中です。さわやかな甘さで食べやすいです。

これはピオーネです。色つきが心配でしたが、なんとかよくなってきました。

こちらはゴルビーです。こちらも色つきが心配でしたが、少しずつよくなってきました。粒が大きめで食べ応えがあります。

そしてこれはウィンクです。予想以上に色つきがよくなってきました。もうすぐ収穫です。
ほかに、伊豆錦・シャインマスカット・スチューベン・オリエンタルスター・マスカットオブアレキサンドリア・マスカットベーリーAといった品種も順調に収穫を待っています。これからが楽しみです。
櫻井(果樹・加工)

2019年8月30日金曜日

ピーマンの整枝

梅雨が明けた途端
猛暑に見舞われましたが
お盆を過ぎてようやく暑さも和らいできたように
感じます

時間は少し遡りますが
お盆前の8月9日、ピーマンの整枝を行いました

整枝とは
茂りすぎた枝葉をすき、株内の風通しを良くする目的で
枝を切りそろえる作業のこと
整枝前
この状態では風通しが悪く
病害虫が蔓延ってしまいます
(実際、アブラムシの発生に悩まされました)
整枝後
かなりすっきりしました
この後、追肥も行いました

整枝後 約2週間
かなり茂ってきました

順調に行けば
もうしばらく収穫できそうです
(蔬菜作物 山崎)