2021年12月3日金曜日
キャベツの箱詰め
2021年11月27日土曜日
冬の足音
11月も終わりに近くなると、温暖化といってもさすがに朝晩は気温が下がるようになってきました。果樹部門も、キウイを除いて収穫は終了しています。
カキは来年以降に向けて準備を進めています。
平核無(渋)、次郎(甘)、富有(甘)刀根早生(渋)、夕紅(甘)といった品種に加えて、別の品種を植え付ける予定です。
これは早秋です。名前の通り収穫時期が早い(10月中旬頃)甘ガキです。
これは太秋です。大玉になりやすい甘ガキで、収穫時期は11月になります。
上の2品種の画像は、昨年茨城県農業総合センター園芸研究所で撮らせていただいたものです。柏ではまだ苗木の状態なので、こうなるのはまだまだ先です。
他にも、太雅(甘)、甘秋(甘)、麗玉(甘)、能登紅富有(甘)、太豊(甘)といった品種の準備をしています。品種の選定は、収穫時期が重ならないように微妙にずらして、また食感が違うもの、といった点に注意して行っています。
櫻井(果樹・加工)
2021年11月16日火曜日
トマト葉こぶ症(水疱症)
今年は11月に入っても暖かいと感じます
去る10月19日に
トマトの接ぎ木を行いました
接ぎ木を行った後、一週間ほどは
苗を湿度を上げたBOX内で養生させます
接ぎ木後の苗でしばしば見られる症状です
養生BOXから出した状態
葉こぶ状の色が変わっています
2021年11月12日金曜日
花のクローズアップ ~野草・雑草編①~
最近はスマートフォンでもきれいな写真が撮る事ができますが、某100円ショップで便利なものを見つけました。
下の写真の様にスマートフォンやタブレットに取り付けて写真を撮影する事ができるマクロ(クローズアップ)レンズです。
某100円ショップのマクロレンズ クリップ式でスマートフォンやタブレットのレンズ部分に挟むだけです。 |
これで野草・雑草の花の写真を撮ってみました。
タンポポ(セイヨウタンポポ)です。キク科タンポポ属の植物で、茎の上部に付く頭状の黄色い部分は花びらがたくさんある様に見えますが、1つ1つが舌状花という花で、その舌状花がたくさん集まって咲いています。
上の花のアップはカタバミです。カタバミ科カタバミ属の多年草で、よく道端や草地などに生えていますね。
黄色い小さな5弁の花が咲き、よく見ると雄しべは長いものと短いものがそれぞれ5本ずつあり、真ん中に雌しべがあります。雌しべの花柱は5本あります。
と言う訳で、スマートフォンに取り付けるマクロレンズ で撮影した野草・雑草を4種ほど紹介しましたが、意外ときれいに撮れますね。
日頃ルーペを持って植物を観察するのも良いですが、100円ショップのマクロレンズで気軽にクローズアップ写真を撮り記録・観察するのも良いですね。
皆さんも試してみてはいかがでしょうか。
(造園樹木 本間)
2021年11月2日火曜日
現在のミニトマト
2021年10月29日金曜日
キウイフルーツの収穫①
朝晩だけでなく、昼間も寒さを感じるようになってきました。
センターではキウイフルーツの収穫が始まりました。
今回はその中でも収穫時期が比較的早い品種の紹介をします。
①紅妃
果実は小ぶりですが、甘味が強いのが特徴です。
②レインボーレッド
極早生品種です。
酸味が少なく芳香があるのが特徴です。
③イエロージョイ
果実は大きめ、果肉は黄色です。
甘味と酸味のバランスの良い品種です。
ちなみキウイフルーツの来歴ですが、恐らく多くの人はキウイフルーツといえばニュージーランドが一大産地というイメージを持っているかと思います。しかし、原産地は中国中南部であり、ニュージーランドには20世紀初頭に種子が導入され、品種改良されるようになりました。また、日本には1963年以降にニュージーランドから種子や苗木が導入され、栽培が普及しました。
さらにキウイフルーツの名称はニュージーランドに生息する「キウイ」という鳥に外見が似ていることから、名づけられました。
佐々木(果樹・加工)