気が付いたら桜が満開となり
季節の移り変わりの早さに驚いている毎日です
2/5、まず台木(トナシム)を播種しました
5日~1週間ほどで発芽した後
苗テラス(25℃)へ移動しました
気が付いたら桜が満開となり
季節の移り変わりの早さに驚いている毎日です
2/5、まず台木(トナシム)を播種しました
ソメイヨシノが満開を過ぎたころから、センター内のサトザクラが咲き始めてきました。サトザクラは、山桜に対し、人が里地で交配などによって栽培される園芸品種の総称で、オオシマザクラを基に誕生した栽培品種群のことを言います。
サトザクラの花期は遅咲きで、ソメイヨシノが満開を過ぎたころから咲き始め、品種によっては当センター内では4月下旬くらいまで花を楽しめます。品種が多くあり、また八重咲きの品種が多く、花もボリュームがあり見応えがあります。
木の花桜(コノハナザクラ) |
三ヶ日桜(ミッカビザクラ) |
千原桜(チハラザクラ) |
長州緋桜(チョウシュウヒザクラ) |
笹部桜(ササベザクラ) |
伊予薄墨(イヨウスズミ) |
大提灯(オオヂョウチン) |
兼六園熊谷(ケンロクエンクマガイ) |
果菜類の苗の接ぎ木シーズンに入りました
今回はピーマンの接ぎ木方法を紹介したいと思います
2/5に台木(台助)を播種
フィールドセンターの圃場にタギョウショウが2本あり、訳があって2年前ほどに移植をしました。移植をして衰弱気味だったので、しばらくは剪定や手入れをしていなかったのですが、だいぶ元気になって枝葉も茂ってきたので久しぶりに手入れをしました。
春に行う緑摘みの手入れをしていなかったので、それぞれの枝には松ぼっくりがたくさん付いていました。松ぼっくりはマツの果実ですが、付けておくと見栄えも良くないですし余分な養分を消費するのですべて取り除き、また枝が混み合ったり葉が茂ったりすると内部の枝や芽が枯れ込んでくるので、伸長した枝の切り戻し、混み合った枝の整理、古葉の除去(葉むしり)などを行い、内部の枝にしっかりと光が入り込む様にしました。
枝にはたくさんの松ぼっくりが付いています |
枝が伸び、また葉も茂っています |
松ぼっくりを取り、伸びた枝や混み合った枝を整理し、古い葉を取ります |
下から見た状態 中央部は手入れをした所で外周部はまだ手入れをしていない所 |
マツは春の新芽を手入れする緑摘み、秋から冬期の古い葉を落とす葉むしりや枝の整理と手間が掛かりますが、手入れてをしてあげるとマツらしくきれいな樹形になります。
(造園樹木 本間)
寒い日が続いていますが、梅の開花時期となりました。
梅が開花すると春が少しずつ近づいてきていることを感じます。
私達日本人にとっての観賞樹と言えば、「桜」を思い浮かべる方が多いと思います。
しかし実は梅が庭で観賞用に植えられた歴史は桜よりも古いと言われています。
梅には花を楽しむ「花梅」と実の収穫を目的にした「実梅」があります。
当センターで栽培している梅は実梅ですが、この時期になると綺麗な花を咲かせます。
写真は満開の状態ですが、黄色の雄しべが特徴的です。
また、写真のように5枚の花びらから成る咲き方を一重咲きと呼びます。
品種によっては花びらが多数咲く八重咲きもあります。
枝にまといつくように花が咲きます。
今年も果実の収穫が楽しみです。
佐々木(果樹加工)